センスが無くてもイメージコンサルタントになれる No.19
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【バックナンバー】http://1bestcom.com/mail_mg/
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「口紅一本変えるだけで10歳若返る!」 似合うファッションを自分で
判断できるようにするイメージコンサルティング。こちらのサイトにて
詳しく説明しています。→ http://bestcolorcom.com/
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‖【プレゼンター紹介】
‖・ハルミ……10年以上のキャリアを持つイメージコンサルタント
‖・タカシ……ハルミの所属する「Best:color:coM」の代表
■ 色彩検定を受ける必要ってあるの?
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ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
タカシ「読者から質問が来たよ」
【Mさんからの質問】
----------------------------------------------------------------
御社はホームページ上(※)にて、特別に色彩学を学ばなくてもイメー
ジコンサルティングはできるようになるとおっしゃていますが、イメー
ジコンサルティングには色彩は関係ないということでしょうか?
※当社サイト http://1bestcom.com/
----------------------------------------------------------------
ハルミ「イメージコンサルタントになりたいけど、方法がわからない。
とりあえず色彩論について勉強すればなれるかな……って色彩
検定の資格学校に通って、色の理屈については勉強できたけど
さあ、これでどうやってイメコンできるんだろう?って人は
とにかく多いわね」
タカシ「バックナンバーの2号でもやったけど、色彩学ってのはカラー
コーディネータには必要だけど、極端に言えばイメコンには不要
ってことだったね」
ハルミ「そもそも色彩検定等も含めて学校で習う色彩学ってのは、“物”
に対するものなの。わかりやすく言えば、色を組み合わせて、
良く見せるための技術ってとこね」
タカシ「リンゴをキレイに見せるためには、どのライトをどの角度で
あてるか、とかいうやつだね。物じゃなくて人のイメージを
分析するイメコンとは似て非なるものだね」
ハルミ「もちろん、色彩学を勉強しちゃダメって言ってるんじゃなくて、
イメコンになりたいなら先にイメコンの勉強をしてから、色彩学
の勉強をしても遅くないってことなの」
タカシ「Mさん、ということでした」
■ 良いコン・悪いコン・普通のコン【ドレープ編】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
タカシ「さて、本編だね」
ハルミ「前回までの続きで『判定のためにドレープをきちんと揃えている
か?』という内容にまつわる良いコン・悪いコン・普通のコンを
それぞれ紹介します」
----------------------------------------------------------------
【普通のコンサルタント】
コンサルタントたるもの、普通ならドレープの100枚くらいは揃えて
いる。カラー分析時には、その100枚程度のドレープから的確な色の
ドレープを受診者にあてて分析していく。
時には「こちらの『季節』のドレープの方がキレイに映えますね」など
と、ドレープによる受診者の印象の変化を説明することもあり、分析も
だいたい的確。
----------------------------------------------------------------
【良いコンサルタント】
良いコンサルタントは自分のドレープに自信を持っている。また、それ
だけの道具をそろえている。
カラー分析時には、受診者がどの『季節』か分析しおわっても、一応、
他の『季節』のドレープもあてて「似合う色と似合わない色の違いは
どういうものか」を見せてくれたりと、受診者に対してしっかりと、
慎重に、時間をかけてくれる。
当然ながらその分析技術に間違いが起きることはないし、受診者は自分
の『季節』がどういうものかをしっかりと理解し、コンサルティングを
受けて良かったと心から満足できる。
----------------------------------------------------------------
【悪いコンサルタント】
悪いコンサルタントはドレープも、ろくすっぽ、そろっていない。
分析も短時間で終わってしまったり、逆に迷いに迷って無駄な時間が
すぎることもある。
しかも受診者がよく理解できていなくても、「あなたのパーソナル
カラーグループは○○です」と言いきって、さっさと終わってしまう者
も多い。受診者は分析結果にいまいち納得できなかったり、理解でき
なかったりするまま、帰宅することになる。
----------------------------------------------------------------
タカシ「要するにいい加減なコンサルタントはいい加減な道具で、いい
加減なコンサルティングをするってことか」
ハルミ「それもドレープだけじゃなくて、正しい分析なんかできないよう
な場所で適当に分析しちゃうコンサルタントが、ある事情から
最近かなり増えてきてるの」
タカシ「ある事情?」
ハルミ「それについては次号の『判定のための必要な環境を整えて分析を
行っているか?』につながってくるわけよ」
タカシ「あいかわらず引っぱるねえ」
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◆イメージコンサルタント養成講座のお知らせ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※名古屋開講………3月開講
※東京 開講………5月ゴールデンウィーク中。
残り1名、定員になり次第締め切ります。
※東京 開講………5月ゴールデンウィークの前後の平日の9日間
まだ余裕があります。
※仙台 開講………7月開講
※関西 開講………8月お盆の時期に開講予定
※九州圏内 ………お申込が有れば随時開講
・講座の詳細はこちら → http://1bestcom.com/
少人数制です。定員になり次第、〆切ります。
・資料請求は → http://1bestcom.com/index2.htm#order
・コンサルティング現場の見学をご希望の方はこちらまで
お問い合わせください → info@1bestcom.com
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◆編集・発行:Best:color:coM ◆問い合わせ:info@1bestcom.com
◆解除・バックナンバー: http://1bestcom.com/mail_mg/
■本誌は[まぐまぐ]で発行しています。http://www.mag2.com/
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Copyright (C) 2004-2005 Best:color:coM, All Rights Reserved.
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2005/02/16発行
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センスが無くてもイメージコンサルタントになれる No.20
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■ あなたは黒色の服を無難な色だなんて思ってませんか?
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ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
タカシ「先日、ある地方に出張した時のことなんだけどさ」
ハルミ「何?」
タカシ「そこの土地じゃあ、やたらと黒ずくめの人が多かったんだよ」
ハルミ「地方に行くと年配の人が黒ずくめって多いわよね」
タカシ「いや、そうじゃなくて、そこじゃあ、若い人やビジネス姿の人も、
着てるものからコートまで黒一色ってのが多かった。はやってん
のかね?」
ハルミ「そこでは黒が流行なのかどうかは知らないけど、黒が無難だって
考える人は多いわね」
タカシ「確かに黒に別の色を合わせるってのは基本的かもしれないな」
ハルミ「でも、厳密に言うと、黒はパーソナルカラーが『冬』の人限定の
色なのよね。他の『季節』には黒は入ってないの」
タカシ「あらら。ということは『春』『夏』『秋』の人が黒を着たら……」
ハルミ「怖い感じになったり、きつい感じになったり、老けて見えたり
するでしょうね。でも冬の人が着ると、目の輝きを助けて、
着る人の魅力を増してくれるわけ」
タカシ「そうとも知らずに黒が無難な色だと思っている人がこれほど多い
のも面白いね。日本の歴史を見ると、財政赤字の立て直しのために、
庶民は、染め代のかからない黒・紺・茶の服以外は着ることを禁止
した時代が何度もあったけど、その名残なのかね」
ハルミ「『冬』の人が黒を着たら確かに格好いいし、本当の意味で無難な
色になるんだけどね」
タカシ「だが、黒は今や基本の色にもなってきてるから、お前は『冬』
じゃないから、黒を着るなと言われると困る人も多いだろうな」
ハルミ「そうね。だから、私はあえて『黒を着ても良いけど、マフラーや
シャツの襟など顔の近くにくるものに、自分の季節の色をもって
きましょうね』とは言ってるんだけどね」
タカシ「とはいえ、『冬』の人が着た黒には他の『季節』の人ではかなわ
ないのはしょうがない現実ってわけか。映画のマトリックスじゃ
ないけど、黒をバシッと着こなせる人って格好良くみえるからね。
そりゃ、他の『季節』の人もあこがれるよ」
ハルミ「でもね、私も『冬』だけど、逆に明るく若々しい色の多い『春』
にあこがれちゃうわ」
タカシ「まさに隣の庭は良くみえるって感じかね、やれやれ」
■ 2.判定のための必要な環境を整えて分析を行っているか?
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┌【ここでの項目】
│1.判定のためにドレープ(布地)を、きちんと揃えているか?
→→2.判定のための必要な環境を整えて分析を行っているか?
│3.化粧品販売等を目的としたものでないか?
│4.色彩検定に合格しただけで技術の伴わないコンサルティングを
│ していないか?
│5.受診後も適切なフォローをしているか?
└
タカシ「さて、本編だ。今回は2の『判定のための必要な環境』云々について
だね。前号で、正しい分析が難しい環境でイメコンやってる人もいる
って言ってたね」
ハルミ「ええ。イメージコンサルティングをする環境選びも、コンサルタント
にとっては重要ね。そして、その環境選びでもっとも重要なポイント
なのが――」
タカシ「演色性、だね?」
★ 注目! ------------------------------------------------------
注)・演色性:蛍光灯や白熱灯など、人工の灯りの下で物を見ると、必ず
灯りの影響を受ける(場合によっては全く違う色になる
ことも)。演色性とはその灯りによる色の見え方の変化
が、自然光で見た状態にどれだけ近いかを示す度合い。
------------------------------------------------------------------
ハルミ「もちろん、超一流のイメージコンサルタントなら、少しくらいの
人工光源の影響があっても何とか分析できるんだけど、それでも
そうとう影響のある光源の下ではとても正しい分析なんかでき
ないわ」
タカシ「そもそも成熟したコンサルタントってのはまだ数が少ないんだろ?」
ハルミ「そうかもね。でもね、どっちにしろ、超一流のコンサルタントで
あればあるほど、演色性に左右されるような環境ではイメコンを
しないでしょうね。やはり光源の影響を受けるような場所でコン
サルティングをするのはプロとは言えないと思うわ」
タカシ「じゃあ、そこらへんの具体的な違いを次号で『良いコン・悪いコン・
普通のコン【環境編】』で見ていきましょうかね」
ハルミ「はい。皆さん、また次号にお会いしましょう」
>>
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2005/02/27発行
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■ こんな私でもイメコンになれるの?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
ハルミ「ちょっと前にこんな質問がきたの」
タカシ「どれどれ?」
【Oさんからの質問】
----------------------------------------------------------------
イメージコンサルティングにとても興味があります。普段はほとんど
すっぴんで着るものも白や黒などすごく適当です。色のことや、ファッ
ションセンスなども0に近いです。ただ、人に何かしてあげるのはとて
も好きなんです。こんな私でも、なれるでしょうか?また、一度なると、
やはり、着る者や化粧品など、常にいろいろ買わなければならなくなり
ますか? すみませんがよろしくおねがいします。
----------------------------------------------------------------
ハルミ「結論から言うと、Oさんがイメージコンタントになることは充分
可能だと思います」
タカシ「だね」
ハルミ「このお仕事は、生まれ持った特別なセンスが必要だと思われて
いますが、実はそんなものは必要ありません。コンサルティングの
理論と技術さえ、掴んでいればできるものなんです」
タカシ「あと、正しいドレープも忘れていけないけどね」
ハルミ「そうね。どっちにしろ、イメコンは技術だから、車の運転と同じ
で、コンサルティングという車の運転方法を知って、正しく運転
すれば難しいものではありません」
タカシ「車に例えるのは分かりやすいね。車の運転も決して難しくはない
けど、だからといっていい加減な運転をしていたら事故をおこす。
コンサルタントとしてお客様に誠意ある姿勢が必要だという部分に
通じるわけだね」
ハルミ「また、衣服やメーク用品についても、必要最低限をそろえておけば
大丈夫です。私もイメージコンタントになった最初の頃は、お仕事
をする時に着るスーツが1〜2着。お客様の季節判別に必要な口紅
が4本ていどあっただけでした」
タカシ「化粧品なんて最初のうちは、100円ショップのものでも代用できる
しね。というか、中身は高い化粧品とあんまり変わらないらしい
けど……」
ハルミ「私どもがおこなっています養成でも、各種道具は必要最低限だけで
仕事ができるように指導しています。そうして余裕が出てくれば
自分が必要と思う物をそろえたり、得意分野を取り入れていけば
コンサルタントの個性も出てくるのではないでしょうか?」
タカシ「なんにしろ、普通にやってれば経費があまりかからないのも、
イメコンの特徴だね」
ハルミ「ウチみたいに全国アッチコッチ行ってると別だけどね(笑)」
タカシ「他にも質問があればどしどし info@1bestcom.com まで送って
ください。お待ちしてま〜す」
■ 良いコン・悪いコン・普通のコン【環境編】
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タカシ「さて、本題にはいるけど、今回は【環境編】だね」
ハルミ「環境を整えるっていうことについては、【普通】と言えるものは
ないの。【良い】か【悪い】か、はっきりと2つに分けること
しかできないわけね」
タカシ「今回はSというお客さんに見てきて貰おうか」
----------------------------------------------------------------
【良いコンサルタント】
ていねいな説明のあと、イメージコンサルタント(以下良コ)はSさん
を鏡の前に誘導しました。次の瞬間、蛍光灯が消灯します。部屋は窓
から入る明かりだけになりました。
S「先生、どうして灯りを消したんですか?」
良コ「自然光の下でないと、正しい分析ができないんですよ」
S「先生はベテランですけど、それでもダメなんですか?」
良コ「できないことはありません。でも私はプロとして仕事してます
から妥協(だきょう)はしたくないんです」
S「なるほど。プロなんですねえ。よろしくおねがいします」
良コ「(にっこり笑って)はい、おまかせください」
----------------------------------------------------------------
【悪いコンサルタント】
そのコンサルタント(以下悪コ)は説明もそこそこにパーソナルカラー
分析を始めました。
強く鈍い光を放つ蛍光灯がSさんの顔を鏡の前に照らし出します。
ドレープをいくつかあててもらったSさんですが、いまいち、悪コの
言うような「彩度」「明度」の違いがはっきり分かりません。
それもそのはず、蛍光灯の演色性に左右されて、ドレープの微妙な色の
差が掴みにくくなっていたからですが、Sさんはそんな事実を知りま
せん。
悪コ「……ほ、ほら、こっちのドレープを当てたときの方が、Sさんは
キレイに見えるでしょ?」
S「……はあ……そうですか」
悪コ「そうですよ。絶対こっちの方がキレイですよ」
S「(だんだんその気になってくる)はあ、そうですね。こっちの
方が良いですね」
コンサルティング中はコンサルタントの言葉に押されて、なんとなく
納得したような気分になったSさんですが、家に帰って冷静になって
振り返ってみると、なんとなく期待外れな感じが消えないのでした。
----------------------------------------------------------------
ハルミ「どんな人でも勉強して、ドレープさえあればイメージコンサル
ティングはできます。でも、プロのコンサルタントになるか、
肩書きだけの素人分析屋になるかは、その人の姿勢です」
タカシ「なんだか難しく聞こえるけど、要はプロとして自覚してやれば
いいってことだろ? 当たり前というか、それをやってないと、
お客さんはこなくなるよね」
ハルミ「そうね。本当は簡単なことなのよね」
タカシ「僕たちは技術だけじゃなくて、そういったプロの姿勢も教えて
いきたいね」
ハルミ「本当にそうね(にっこり)」
タカシ「ということで今回はここまでです」
ハルミ「また次号にお会いしましょう〜」
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2005/03/04発行
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■ ホントはメーク用品の販売員にこそ勉強して欲しいんだけど……
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┌【ここでの項目】
│1.判定のためにドレープ(布地)を、きちんと揃えているか?
│2.判定のための必要な環境を整えて分析を行っているか?
→→3.化粧品販売等を目的としたものでないか?
│4.色彩検定に合格しただけで技術の伴わないコンサルティングを
│ していないか?
│5.受診後も適切なフォローをしているか?
└
ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
ハルミ「連載している良いコン・悪いコン・普通のコンのシリーズ
だけど今回は化粧品販売等との組み合わせについて、ね」
タカシ「化粧品を売ってる人はイメージコンサルタントをやる資格は
ないってことかい?」
ハルミ「違う、違う! むしろ、化粧品の販売員さんにこそ、この
技術を学んで欲しいくらいよ。化粧品も色白だからピンク系、
色黒だからオークル系を、みたいな適当な売り方じゃなくて、
ちゃんとパーソナルカラーに合わせて売って欲しいの」
★ 注目! ------------------------------------------------------
・化粧品売り場ではファンデーションなどは、肌が白いか黒めかで
ピンク系かオークル系かを分けている店員が多い。しかし、色白
でもイエローベース(オークル系)の人もいるし、逆に色黒でも
ブルーベース(ピンク系)はいる。この選び方では間違いやすい。
------------------------------------------------------------------
ハルミ「簡易のカラー分析をやってる化粧品売り場もあるんだけど、
そのほとんどが蛍光灯がギラギラ輝いてる場所でやっていて
演色性の影響バリバリという感じだから、そこらへんも考えて
欲しいのよねえ」
タカシ「つまり、本当のイメコン技術があれば、化粧品売り場では
お客さんの感動の声が次々と上がってるはずってことかな?」
ハルミ「そうね」
タカシ「じゃあ、『化粧品販売等を目的としたものでないか?』と
いうのは、どういう意味なんだい?」
ハルミ「次の例を読んでみれば分かると思うわ」
■ 良いコン・悪いコン・普通のコン【別商品販売と連携コンサル編】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(以下は実例を元に組み立てたフィクションです)
----------------------------------------------------------------
【良いコンサルタント】
A氏はイメージコンサルタントでありながら、同時に化粧品やサプリ
メントなどの代理店もつとめています。
今日も客のSさんにイメージコンサルティングをおこなった。
パーソナルカラーは「冬」。「冬」色の口紅を塗ると、見違えるほど
目が輝き、年齢も一気に10才近く若返ったようになります。
S「先生、この口紅、すごい力ですね。これ、ほしい!」
Aコ「あら、Sさん、『冬』色の口紅だったら、100円ショップの口紅
でも同じ結果を出せるんですよ。それがパーソナルカラーと
いうものなんです」
S「へえ〜。すごいなあ。でも、先生、とりあえずこの口紅を
欲しいんで、品番とか教えてもらえますか?」
Aコ「良いですよ。実は私は化粧品の販売も手がけているんです。
このテスト用につかった『冬』色の口紅もその中のものなの。
それで良ければお売りできますよ」
S「やった! ぜひ、お願いします」
Aコ「でも、何度も言いますが、パーソナルカラーだったら、他の
化粧品メーカーのものでも良いんですからね」
S「はい、先生、分かりました。ありがとうございます!」
----------------------------------------------------------------
【悪いコンサルタント】
B氏は、良いコンサルタントであるA氏と同じく、イメージコンサル
タントでありながら、同時に化粧品や美顔器などの代理店でもあります。
今日も客のTさんにイメージコンサルティングをおこないましたが、
たった数分の分析時間で「冬」と診断して切り上げてしまいました。
Bコ「Tさん、あなたは典型的な『冬』のタイプだから、化粧を
してないと顔色がぼやけてしまうのよ」
T「はあ……」
あっと言う間に分析が終わってしまったので、Tさんにはいまいち
「冬」のキレイさが納得できていませんし、そもそも自分が「冬」で
本当に正しいのかすらも分かっていません。
Bコ「そこで、プロのコンサルタントである私のお薦めの化粧品が
あるんですよ」
といってB氏はカバンから色々な化粧品を出してきて、机の上に
並べ始めます。そして、その化粧品がいかに素晴らしいものかに
ついて、えんえんとしゃべり始めました。
最初は化粧品を買う気などなかったのに、2時間ほど化粧品の説明を
受けているうちにTさんは、買わないといけないような気になって
きました。それくらいB氏の売り込み方が上手だったのです。
結局、Tさんは10万円ほどする化粧品セットを購入してしまいました。
後日、B氏から買った化粧品を付けてみたTさんでしたが、鏡で
自分を見てもパッとした感じがない。家族や友人に見せてみても、
反応はいまいち。
ある日、友達から「あんた、イメージコンサルティングを受けた
んでしょ? どんな感じだった?」とたずねられたTさんでしたが
次のように答えるのでした。
T「ん〜、べつに。高い化粧品買わされただけだったかな。
もし、イメコン受けたいんだったらBってコンサルタントは
やめた方が良いよ」
----------------------------------------------------------------
ハルミ「上の2つの例で分かるように、コンサルティング時に化粧品
販売をしちゃいけないってことじゃないの」
タカシ「要するに、物を売ることばかりに気持ちがいって、肝心の
コンサルをいい加減にする人がいるってことなんだね?」
ハルミ「そのとおりね。もちろん例で出てきたBコンサルタントも
Aコンサルタントのように、しっかりとコンサルティングを
やって、お客であるTさんにパーソナルカラーについて
納得させてたら、まだ良かったけど、最初からイメコンの
方は、高い化粧品を売るための“釣り”としか考えていな
かったから、最後にはTさんにあそこはやめた方がいいと
悪い噂を流されることになってしまったわけね」
タカシ「この例だとB氏は分析そのものも間違ってるみたいだね」
ハルミ「実際に、私の所に来たお客様の中に、よそで上のような
ことがあったと話してくれた人がいたの。前の所では高い
物品を買わされそうになったわりに、色についていい加減
だったので、私にちゃんと分析して欲しくて来たって」
タカシ「やれやれ」
ハルミ「もう一度言うけど、物品販売をしちゃだめってことじゃ
ないの。むしろ、化粧品売り場やブティックでこそ、この
技術を勉強して“正しく”利用すれば、売り上げもあがる
と思うのよ」
タカシ「物を売るにもやり方があるってことだね」
(続く)
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2005/03/11発行
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‖・ハルミ……10年以上のキャリアを持つイメージコンサルタント
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■ 現場で頑張るイメージコンサルタントのメール
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ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
タカシ「さて、今回は連載している内容をお休みして、ベルタさん
(もちろんペンネーム)というイメージコンサルタントから
のメールを紹介をします」
ハルミ「ベルタ コンサルタントは、昨年の12月に、うちのイメージ
コンサルタント養成講座を卒業したばかりの新人コンサル
タントね」
タカシ「うちからの卒業生もみんな頑張ってるねえ」
ハルミ「みんな立派なイメージコンサルタント。『責任もって
絶対に誤診しない分析』を忘れない人が増えていくのは
嬉しいわ」
【ベルタ コンサルタントからのメール】
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昨日、イメージコンサルティングをいたしました。
友人で、しかもイメージコンサルタントの仕事に興味を持って
いる方でしたので、ご自分でも勉強されており、とてもやり
やすいコンサルティングでした。
ご自身は春か冬という見当をつけておられましたが、結果は……
「夏」
実は先日のメールにも書きましたが、とっても分かりにくい
タイプだな、と密かに思っていたのですが、ハルミ先生の――
「分析をする前は『わかりにくいだろうなあ』と感じている
お客様でも、実際にドレープをあてると案外わかりやすいと
いうケースも少なくないですよ」
との言葉。正にその通りでした。
特に秋のキャメルや冬のチャコールグレーは顕著で、本人も
「うわーっ。裸に見える」(キャメル)と。
予想と全く違う結果ですが、ご本人は至極納得されました。
今まで、口紅もベージュ系で、洋服は秋色でしたので
何となく感じていた違和感の謎が解けました。
ローズ系のピンクの口紅がよく似合って、
うらやましいくらいでした。夏もいいな〜。
前に分析した方は色白でエレガントな感じでしたが、
今回の方は、シャープなラインでナチュラルなタイプ。
肌の色も少し浅黒いタイプの方でしたが、夏でもいろいろ
ですね(でも笑うとほほがローズ系でした)。
そうそう、友人ということもあり、実験させてもらったのですが、
夏のメイクをした後、(夏以外の)違うシーズンのドレープも
あらためて当ててみました。
すると、思ったよりも着れる?感じでびっくりでした。
口紅とほほ紅の力ってすごい。
また何かネタを見つけましたら、メールいたしますね。
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タカシ「ベルタさん、メールありがとう! それにしてもホント、
みんな頑張ってるねえ」
ハルミ「ベルタさんの文中にもあるけど、コンサルタントの側が
『このお客さんは分析が難しそうだ』と思っても、実際に
ドレープを当ててみたら、思ったよりも簡単に分かるって
ことは多いわね」
タカシ「逆に『この人は分かりやすそうなお客さんだ。きっと“冬”
だ』とか予想できても、実際に当ててみたら、全く違う
『季節』という分析結果がでることも多いんだろうね?」
ハルミ「もちろん。それぞれの『季節』には『その季節に当てはまる
人の特徴』というのがあって、この特徴を見れば、受診者の
季節をだいたい予想することもできるんだけど……」
タカシ「予想はあくまで予想に過ぎないってこと?」
ハルミ「そうなの。人ってのは色々いるから『季節の特徴』に当て
はまらない人も結構いるのよね。ドレープを当ててみると、
別の『季節』になることも多いわ」
タカシ「“季節の特徴という理屈”にこだわりすぎると、分析に
失敗する危険性もあるね」
ハルミ「私もプロのイメコンになって、もう長くなるけど、いまだに
ドレープをあてて分析しないかぎり、人の“季節”を断言
しないようにしてるし、実際に分析する時には、どんなに
特徴にあてはまってる人を相手にするとしても、先入観を
キレイさっぱり消し去って、ニュートラルな状態でやって
るのよ」
タカシ「血液型による性格判断と一緒だね」
ハルミ「ん?」
タカシ「僕はB型なんだが、ほとんどの人からAB型と間違われる。
典型的な特徴に当てはまらない人もいるってことだね」
ハルミ「う〜ん。パーソナルカラー理論は、血液型の性格判断ほど
あいまいな理論ではないんだけど……でも分析する前から
“先入観”や“決めつけ”を持つとろくなことはないという
のは、人の性格をおしはかる時にも通じることかもね」
タカシ「理屈を優先して誤診を重ねているイメコンや、理屈優先で
教えてる養成学校も多いみたいだしね」
ハルミ「最後の最後はイメコンはドレープを当てたときの変化に
対して真剣勝負でいくべきね。理屈はそれを補うものだと
考えましょう。もちろん、これはドレープがしっかり
してればの話しだけど」
タカシ「ということで今回はここまでだね。次回は連載内容に
戻ります」
(続く)
>>◆イメージコンサルタント養成講座のお知らせ
>>
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2005/03/18発行
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センスが無くてもイメージコンサルタントになれる No.24
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■ イメコン=レーシングドライバー、色彩検定=メカニック
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ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
タカシ「今回は色彩検定を受けただけでイメージコンサルタントに
なれると考えている誤解についてなんだが、これはバック
ナンバー19号でも少し触れたね」
ハルミ「イメージコンサルタントになりたいと思ったら、とりあえず
色彩検定の勉強でもすればいいかな、と思うのは当然かもね」
タカシ「じっさい、養成学校によっては先に色彩学をやって、その
資格をとらせてからでないと、イメコンの技術を教えないと
いうところもあるからね」
ハルミ「何度も言ってるけど、普通の色彩検定とイメコンは、別次元
のものなのよね。車で例えれば分かりやすいかも。色彩学は
車のメカニックについての勉強。つまり、色そのものの勉強
ね。で、イメコンはレーシングカーの運転のようなもの。
それ専用の訓練をつむのが必要なの」
タカシ「もちろん、レーシングカーのドライバーが、車の構造を全然
知らないってことはないけど、実際には自分でエンジンを
組み立てたりしないからな」
ハルミ「車の調整はメカニック担当の仕事よね。色彩検定で色その
ものを勉強すれば、色の組み合わせについてはプロになれる。
だから、カラーコーディネータになれるわね」
タカシ「でもイメコンにはなれない?」
ハルミ「そうね。イメコンで重要なのは色の組み合わせそのもの
より、ドレープを当てたときの顔色の変化を掴む技術の
方と言って良いわ」
タカシ「つまり、車のエンジンの構造よりも、どうやって車を運転
するかという実践技術の方が大事ってことだね?」
ハルミ「だから、極端に言えば、ドレープで分析がしっかりとできる
人ならば、色彩論を全くしらなくいような人でも、お客さま
には喜んでもらえるというわけよ」
タカシ「出たね、お客様視点」
ハルミ「イメコンはあくまで分析屋じゃなくて、コンサルタント
だから、お客さまを納得させてこその商売よ」
タカシ「実際、お客さんの方は『キレイになりたい』ってだけで
色彩理論なんか興味ないわけだしね」
ハルミ「お客さまをキレイにさせて、その上で“ほんの少しだけ”
色彩理論を話して、コンサルティングに厚みを持たせる
ことはできるでしょうね」
■ 良いコン・悪いコン・普通のコン【資格編】
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タカシ「ということで、今回は資格編」
ハルミ「今回の悪いコンサルタントは2点お送りします」
【ここでの項目】4.色彩検定に合格しただけで、技術が伴わない
コンサルティングをしていないか?
(以下は実例を元に組み立てたフィクションです)
----------------------------------------------------------------
【良い“イメージコンサルタント”】
Aイメージコンサルタントはイメコン歴3年、これまで数多くの客を
診てきて、自分の技術に自信も出てきた頃です。
Aコンはもともとイメコンの師匠から手ほどきをうけて技術を学んだ
ため、色彩学などの難しい理論はよく分かりませんでしたが、今では
独学で理論についても学んでいます(注:実際、色彩論は独学でも
充分に学ぶことができます)
しかし、実際の現場では色彩論はほとんど役に立ちません。むしろ
師匠から教わった「理屈だけでお客さんを判断してると失敗しやすい。
ドレープによるお客さんの変化に対して、真剣勝負でいなさい」と
いう言葉を重要視しています。
色彩理論はあくまでお客さまが「どういう理屈なんですか?」と、
たずねてきた時だけ、ごく簡単に口にするだけです。それだけでも、
お客さまは納得して、「先生は本当にスゴイ人ですね」と喜んで
くれます。
この“客の喜び”がなければ、いくら理屈を並べても、そのコンサル
ティングは失敗なのだと理解しているAコンは、今日も色彩論(や、
その他、会話術や心理学等も含めて総合的に)を独学で学びながらも、
口にする時は簡単な言葉にかえているのです。
----------------------------------------------------------------
【悪いコンサルタント1】
Bコンは養成学校で色彩理論を学び、卒業時にドレープを渡されて
晴れてイメージコンサルタント(イメージアナリスト)となりました。
でも、色の組み合わせは分かっても、それを実際にお客さまに
あてはめるやり方がよく分かりません。どう判別していいのか、
何が似合っていて、何が似合っていないのか、そもそも分析方法が
よく分かっていないのです。
分かっているのは色彩理論だけ。
これではこの仕事は無理だ、と今ではパートとして働いているBさん。
最近は、「適当でも良いからコンサルティングをやってみようかな、
もったいないし」などと考えることもしばしばです。
こんなコンサルタントから分析を受けるお客さまはたまったものでは
ありませんね。
----------------------------------------------------------------
【悪いコンサルタント2】
Cコンは自分の技術には絶対に自信があります。色彩検定ももちろん、
イメコンの理論もすべて頭に入っています。
お客さまを見れば、理屈にあてはめて「季節」が簡単に分かります
ので、Cコンはドレープをあてての分析はその理屈をおぎなうため
のものだと思っています。
例えば、今日のお客さまのSさんは、髪と目が明るい茶色で、キラ
キラと輝いているので、理論から導けば「春」と予想がつきます。
あとはドレープをあてて、その予想を裏付けるだけです。
「春」の明るい色をあてても、充分キレイ。そのまま「春」と
告げました。
しかし――実はこのSさん、本当は「秋」の人だったのです。
若くて肌がキレイな人だったので、「春」の色も“着れてしまう”
人だったのでした。
CコンもSさんに「春」以外のドレープをあてた時に、それほど
違和感を感じなかったのですが、Sさんの顔や髪など“各パーツ”
が「春」の特徴に当てはまる人だったので、そこらへんは無視
したのです。
Sさんにしてみれば、そんな感じでしたので他の「季節」との
違いがイマイチよく分からないまま、Cコンの「春」という診断
を受け入れたのでした。
しかし、数年後、だんだんと年を取ってきたSさんは、徐々に
「春」の色が浮いてきていることに気づき始めました。
「変だな」と思ったSさんは別のコンサルタントから、再び受診。
結果は「秋」。
Sさんはそのコンに「年とともに『季節』も変わるのですか?」と
尋ねてみましたが、そのコンからは「年齢は関係ないですよ。
一生、その『季節』なんですよ」と言われて、ますます分から
なくなりました。
Cコンが間違っていたのか、この別のコンが間違っているのか、
それとも本当は年齢とともに変化するのか……とりあえずSさんは
考えることをやめて「秋」の服でシックに決めるようになったの
でした。今ではまわりの評判も上々です。
----------------------------------------------------------------
ハルミ「実はこの悪いコンサルタント1と2、かなり多いのよね。
学校を卒業したけど分析できない、とか、頭でっかちで、
間違った分析をしてる、とか」
タカシ「でもさ、この本当は『秋』だというSさんが『春』も
“着れてしまう”なら、『春』という診断でも良いんじゃ
ないの?」
ハルミ「そこが未熟なコンサルタントの落とし穴なのよ。その
考え方では絶対に、失敗を重ねる三流コンサルタントに
なってしまうわ」
タカシ「じゃあ、次号で詳しくその話をきいてみましょうか」
ハルミ「はいはい」
(続く)
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2005/03/26発行
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■ 若さ……それは強みでもあり、将来への罠にもなりうる
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ハルミ&タカシ「皆様、こんにちは」
ハルミ「前回の『悪いコンサルタント2』の話について、補足を
するわね」
タカシ「えーと、本当は『秋』だというSさんが『春』も“着れて
しまう”なら、『春』という診断でも良いんじゃないか、
という質問したんだったよね」
ハルミ「まあ、詳しくは前号を見ていただくとして、ここでは
“Sさんは若くて肌もキレイな人”だというのが、
ポイントになるの」
タカシ「ふむ、べつに悪いことじゃないと思うけど?」
ハルミ「そりゃ、Sさん本人にとってはね。でも、コンサルタント
にとって、若くて肌がキレイというのは、コンサルタント
泣かせでもあるのよね」
タカシ「なんで?」
ハルミ「単純な理由よ」
タカシ「ふむ?」
ハルミ「若くて肌がキレイだから、『春』のような“若々しい色の
グループ”をあてても肌が“負けない”の。しかもSさん
は顔のパーツが『春』の特徴に当てはまる部分が多いと
いう特殊な人(でもけっこう多い)だから、理屈で行くと、
『春でいいか』となっちゃうわけ」
タカシ「だから『春でもいいか』ってんなら『春』でいいんじゃ?」
ハルミ「あなたは男だから分からないかもね」
タカシ「何を?」
ハルミ「女にとって若い肌の時期っていうのは短いのよ」
タカシ「ん?」
ハルミ「つまり、年を取ると共に肌もくすんできたり、シワが
出てくるから、若い頃は『春でいいや』で力押しできて
いたのが、できなくなるわけ」
タカシ「女性最大の敵は年齢かね、やれやれ……」
ハルミ「まあ、30歳を過ぎた頃からはどうしてもね……。
とにかくSさんも年を取る共に『春でいいや』では
通せなくなって『秋でないとだめ』となってくるわけ。
というか、本当はSさんは『秋』なわけだから、コン
サルタントが『春に違いない』という先入観を捨てて、
『秋』をあてていたら、若いうちでも『秋の方がもの
すごくキレイ』と分析できていたはずなのよ」
タカシ「例えば、どう違うんだろ?」
ハルミ「具体的な部分は人によって違うから、くわしくは言えない
けど、Sさんの場合は『春』よりも『秋』の方が上品に
なっていたわね」
タカシ「ほう」
ハルミ「『春』の時はキレイなんだけど、よく見ると派手すぎる
感じで、そのままあと数年もたてば“派手なおばちゃん”
になってしまうことは想像できる感じだったの」
タカシ「でも『秋』だと派手じゃなく上品だと?」
ハルミ「そうね。しかも『秋』のグループというのは一見地味な
感じなのに、Sさんが着れば、上品かつ華やかになるの」
タカシ「“派手”と“華やか”……似ているようでいて違うねえ。
『春』では、Sさんには派手ではあっても華やかさに
欠けるものだったわけか」
ハルミ「そうね。『春』での“派手”さもSさんが若くてキレイ
だったからこそ、それで許されていたのであって、これが
年齢とともに“ケバさ”になっていったでしょうね」
タカシ「逆に言うと、年齢とともにケバくなっていく女性という
のは、若い頃に色を間違ったまま同じ服を着続けている
人と言えるかもね」
ハルミ「“派手さ”と“華やかさ”の違いを見極めるためには、
理屈じゃなくて、実践で見極めていくしかないわね」
タカシ「理屈優先のあまり、“派手”な『春でいいや』とされて
しまったのが、Sさんの例だったわけか」
ハルミ「同じようなのに“白さ”と“青白さ”の違い、とか、
“顔色の黒さ”と“顔色の良さ”の違いとかいうのが
色々とあるんだけど、これについての説明はまた今度ね」
タカシ「でも、理屈が通じないとなると、イメコンってのは本当に
難しいんだな」
ハルミ「いえ、理屈も大事なのよ。でも理屈は分析を補うもので
あって、例外もあるんだということを理解しておけばいい
のよ。それに、最初から理屈優先じゃなくて、“技術優先”
でイメコンを学んでいたら、それほど難しいことじゃない
んだけどね」
タカシ「イメコン養成学校側も、技術を伝えるより理屈を伝える方が
楽だし、お客さん(生徒)の数をさばくのにも“効率的”
だもんな。高度な技術の存在を知らないコンサルタントが
増えていくわけだ」
ハルミ「そうなのよね。だから、私はこの技術は少人数でしっかり
と技術を手ほどきして教えていかないと、ホントはダメ
なんじゃないかと思っているし、実際に私の生徒さんには
講座を少人数制にして全員に目が行き届くようにしてる
ものね」
タカシ「まあ、なんにせよ、Sさんも早い時期に自分が『春』じゃ
ないと気付いて良かったね。花の命は短い、と言うしね」
ハルミ「失礼ね(笑) Sさんも『秋』を着ていけば、年を取って
いっても、ずっとキレイな花を咲かせ続けることができる
のよ!」
タカシ「うっ、口がすべったね(汗)」
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