■計画はいくたの問題を起こしながら進む列車である
◇─―────────────────────────………‥‥‥◇
皆様、お元気ですか? 漆崎です。
一週間のごぶさたをしてしまいました。「最強組織への企画法」再開です。
正しい計画の立て方ということで進めていますが、何度も繰り返して
いますように、ポイントとなるのは次の点を受け入れることです。
┌
│1.計画を実施したら、必ず大小の問題は発生するものである。
│2.問題が発生するから実施しないのではなく、あらかじめ問題の予防と
│ 対策を行なって進めていけばいい。
└
何をするにしても問題というものは必ず発生します。例えば、息を吸えば、
二酸化炭素が放出され、生きるために不可欠な酸素が減ってしまう。酸素が
減れば命に関わるのに、人体は酸素を消費して二酸化炭素を排出している
わけです。だからといって息を吸わないわけにはいかないですね。問題が
あっても酸素を消費するしかないわけです。
このように生きて何かを行動すれば、必ずどこかで問題を伴います。その
問題を「トラブル」と呼ぶか「変化」と呼ぶか、それは自由ですが、どちら
にせよ、問題が発生するから動き出せないというのは、計画を頓挫させる
正しい理由にはなりえません。
問題は発生して当たり前なのです。その事を認めると、時に身を削る選択
をしなければならない時があります。問題を無視すれば、計画なんか実に
簡単に立てられるのですが、問題を見つめ始めると今度は隠れていたはずの
「計画が失敗する可能性」が見えてくる。
「×問題改善できない問題改善型」の人は、少しでも問題が見えたら、もう
逃げ腰になり、中には感情的に問題なんか起きやしない!と、希望的判断に
陥ってしまう人もいます。
ひるがえって私達は「目標達成型システム思考」です。システム全体の中
で何か動きがあれば、当然、それに答える動きもある。
問題発生とはシステム内における、ただの反作用にすぎない。
それが分かっているから、何の迷いもなく起こりうる問題の予防と対策を
あらかじめ行なえる。
正しい計画の立て方とは結局、いかに「目標達成型システム思考」で進め
るかというだけの単純な話なんですね。
新しい読者の方の中には「目標達成型システム思考」ってなんぞやという
方もいらっしゃるでしょうね。そういう方はバックナンバーを読んでいただ
きたいと思います。73号分も読んでいられないという場合は、下記で紹介し
ているサイトで本誌メルマガの全てを一冊にまとめた書籍「最強組織への企
画法」をお求め頂ければと思います。
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ということで、今号はここまでです。
申し訳ないのですが次号も来週に伸びるかもしれません。多忙なのはあり
がたいことですが、元来が殿様商売を目指している私ですので、忙しいのは
良くないなあと思っている次第で、人が聞けば引きつけを起こしそうな事を
考えています。とはいえ、しばらくは本業にも力を入れないといけない時期
ですので、皆様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくおつきあいくだ
さいませ。
ではまた次号にお会いしましょう。
★バックナンバーを全て読みかえす時間はない。だが、もっと理解して
「目標達成型システム思考」にレベルアップしたい。そんな方のために
本誌の内容を分かりやすく、コンパクトにまとめたノウハウ本「最強
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……2003/03/07 No.75 週2回発行
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■子供の教育にも応用できる「システム思考」の計画立案方法
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
前号で多忙ゆえ今週は発行できないかもしれないと書きましたが、
こうしてなんとか発行することができました。よろしくおつき合いくだ
さいませ。
さて、ここしばらくは正しい計画の立て方という内容で進めてきました。
ポイントはあくまで「目標達成型システム思考」で進めるということで、
具体的には計画を立てるなら、その計画を実施したときに起きうる問題を
あらかじめ予想しておいて、その予防・対応策を考えておくということ
でしたね。
皆様も何かの災難があった時のために、いろいろな保険をかけていらっ
しゃるでしょうが、この計画実施時に起きる問題の予防対策をするのも、
保険をかけるのと同じことです。
お分かりでしょうが、これは何も企業の計画を立てるときにしか通用しな
いものではありません。
例えば家庭。子供教育計画を立てる際に、テレビのコメンテーターなども
最近は子供のためを考えた教育をすべきだとコメントする人が増えています。
でも、子供のためを考えた教育とは何でしょうか?
そこで「目標達成型システム思考」による計画方法の出番です。例えば、
子供を受験戦争に駆り出して高学歴レースで勝たせたいと考えたなら、
まず徹底した状況調査をする必要があります。
何度も何度も何度も言っていますが「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
はあらゆることで最重要事項のひとつなんですね。情報がない状況で突進
するのは、破産しかねないギャンブルをするようなものです。
ここでは子供の能力を調査することは元より、その子を取り巻く環境や
受験していく学校の詳細を書いたリストなどなどを洗い出します。子供を
取り巻く環境とは、親である自分の環境(仕事の状況・夫婦仲など)や生活
環境(住んでいる地区の状況など)が含まれます。
特に親の環境は子の人生に大きく影響しますので、詳細に書き出した方が
良いでしょう。
そして、それら状況調査のデータを参考にしながら、子供の教育方針を
決定していきます。どの学校を目標とし、どれくらいの費用をかけるか、
などですが、この時、その教育をしてどのような問題が発生するかを予想
していきます。子供の精神状態の変化や、経済環境の変化など、ここでは
最悪の状況を予想して無数の問題をリストアップしていきます。
問題のリストアップが終わったら、今度はそれらに予防策と対応策を
出していき、万全の状態を導き出します。例えば、起こりうる問題の中に
子供が勉強の質問をしてきたとき親が答えられそうにない、というものが
あったら、親のレベルアップが必要条件になるわけですね。レベルの高い
親に育てられた子は自然と親を敬うようになります。親の怠慢が子の無用な
反発を招いているのが、現代子育てに多く見られる傾向ですね。
しかし、状況調査と問題への予防・対策。これを導入するだけで、どれほ
ど子育てで起きるトラブルを解消できるでしょうか。まさに「目標達成型
システム思考」による方法論は、あらゆる場面に応用できることを示して
いると言い切っても良いでしょう。
さて、ちょっと長くなってきましたので、次号に続きます。他にどのよう
な場面で「目標達成型システム思考」による計画方法が使えるのか、もう
少し例を示していきたいと思います。
ではまた次号にお会いしましょう。
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……2003/03/11 No.76 週2回発行
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■ビジネスのプロは多いが、親のプロは少ない。
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
前号は子育ての計画方法について熱く語ってしまいましたね。本誌を長く
読まれている方にはお気づきかもしれませんが、私には教育というものに
深く執着している部分があるようです。
親子の関係は、組織における上司と部下の関係に通じるものです。子を
うまく育てられる上司は、部下もまたうまく育てられるものです。
なぜなら、子育てを成功させるためには、「システム思考」による長期
計画を立てる能力が必要だからです。極論ですが、「システム思考」の教育
計画なくして偶然、良い子に育ったとしても、それは本来、その子が持ち
うる英雄的な能力を半減させていると言っても過言ではありません。
成功したように見えるのは、親の眼力不足から目標を低く設定している
だけに過ぎないのです。低いハードルならば――偶然に――うまく越えて
いけることもありますからね。
結果的に子供は自分の越えられるハードルはこの程度だろうと低く見積も
るようになり、無限の能力を「常識的な範囲」まで退化させていくわけです。
そして、最悪の場合、古いパラダイムに囚われた「×問題改善できない問題
改善型」の人間をまたひとり量産するだけに終わります。
部下の育成も同様です。上司が部下をうまく管理しようと思うならば、
「システム思考」による人材育成なくしてうまくいくものではありません。
うまくいったと思っていても、それは部下の英雄的な能力を半減させて、
型にはめただけに過ぎないのです。
子供を無条件に甘やかし、服を着る順番まで管理している親を見る機会も
ありますが、失礼ながら私にはペットをあやしているのか、もしくは親の
理想的なクローン人間を作ろうとしているだけにしか見えず、親子双方を
悲しく思ってしまうのです。
■人を説得するための計画法
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さて「目標達成型システム思考」による計画方法の応用方法第二弾です。
「人を説得する」 時には上司を、時には家族を、時にはお世話になった人、
時には全く何の関係もない人を……この世は十人十色、様々な考えや価値観
の人々が集まって出来ているので、何かを始めようと言う時には他人を説得
する作業は避けて通れません。
よくビジネスの現場では、プレゼンをする時は相手が質問したり疑問に
思うだろうことをあらかじめ予測しておけと言われますね。
ところがこの作業は伴侶や親、子供を相手にする時は、はしょられる場合
がほとんどです。友人を説得する時は? 恋人は?
大事な話を持ちかけるとき、人はある程度緊張するものです。他人を説得
するにはどうすればいいのだろうという迷いもあるでしょう。他人を説得
しないといけない状況になりましたら、自分の意見・願いを相手に述べた
場合に起こりうる問題点を先に予測して、その予防・対策を盛り込んだ説得
計画案を立ててください。そうすればこちらが不安に思う以上にうまく、
自分の意見を他人に納得してもらえることでしょう。
もちろん、本誌では説得力は「目標達成型システム思考」を手に入れる
ための前提となる能力だと解説し、自己啓発方法も紹介済みですので、まず
この自己啓発が優先するのは言うまでもありませんが。
(本誌バックナンバー43号〜58号参照)
ということで今回はここまでです。ではまた次号にお会いしましょう。
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……2003/03/15 No.77 週2回発行
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■家族のルールも「目標達成型システム思考」の計画法で
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
75号で子育ての計画方法について熱く語ってしまったと述べた前号も、
結局子育て論続編となってしまいましたね。
子育て云々を問うには親の状況も重要だと書きました。そこで今回は
「目標達成型システム思考」の計画法を応用して、家族のルール作成を
してみましょう。
ルール作りと計画方法がどのように関わってくるのかと首をかしげる
方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際は、ルール作りこそ、正しい計画を立てて進める必要があります。
ルールを一つ作るにしても、それがどのような問題を引き起こすか、
またいつ頃実施に移せばいいかを検討しなければなりません。つまり、
ルール実施の計画を立てることで、ルールの完成度も高まると言うわけ
です。
ルール作りと言っても、社則や校則作成は実のところ、家族のルール
作成と比べて、それほど難解と言うわけではありません。重要な仕事では
ありますが、社則や校則は上役が決定したことを属する人間に従わせるもの
です。
しかし、家族ルールではそう簡単にはいきません。百年前と違い、現代
においては家族にルールを従わせる事は非常に困難ですね。勝手にルールを
作ろうものなら、猛反発をくらうことも必死です……。
そこで、家族ルールを作る際には全員で話し合うことと、この計画法を
導入されることをお勧めします。
┌
│1.ルールを一つ提示する。
│2.そのルールで起こりそうなトラブルを全員で書き出していく。
│ →(この時、家族の一言一言に反論せずに全て書き出して下さい。
│ 重複するものは削除してください)
│3.書き出したトラブルひとつひとつの解決策を出していく。
│ →(この解決策がまた新たなルールになっていく)
└
以上にようにしてルール作りを行なうことは家族全員での作業ですので
おおむね納得できるものになるでしょう。解決策が出せないルールは破棄
して別ルールに取り組んでいくわけです。
もっとも家族でルールを作っておくのは非常に有効ですが、あまり多く
なりすぎると生活にゆとりや安らぎが無くなっていきますので、気を付ける
必要はあります……と、これは言わずもがなですね。
ということで今回はここまでです。
次回は「計画法を使った破滅の予言」という内容で進めます。おどろおど
ろしいタイトルですが、この計画法を応用すればこんなこともできちゃうと
いう面白い内容を進めたいと思っています。
ではまた次号にお会いしましょう。
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……2003/03/18 No.78 週2回発行
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■計画法を使った破滅の予言
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
今回は不思議な力「予言」の方法をお教えします。
いや、ずっこけないでください。実際に霊感で予言しろという訳では
ありませんから。
「目標達成型システム思考」による計画法を使うと、「問題改善型」の人
から見て予言のように見えてしまう事もできるという例をお教えしようと
いうだけです。
では、皆さん、予言をするにあたって、「目標達成型システム思考」の
計画法を思い出して下さい。
計画を始めるに当たっては企画を進めたら起きうる問題をあらかじめ
予測し、その対策を盛り込むというのでしたね。
みんな当たり前にやっているようで、実はあまり徹底されていない、
まさにコロンブスの卵のような計画法ですね。
次に「×問題改善できない問題改善型」の人が挙げる企画を聞いてみま
しょう。彼が述べる企画は夢に満ちています。しかし、あなたには夢は
夢であり、現実は違うと言うことが分かっています。
現に「目標達成型システム思考」であるあなたの脳は、瞬時に彼の企画
がそのまま推進されたらどんな問題が起きるかをはじきだしています。
ああ、なのに彼はそれらの問題群を全く無視して自分の企画を進める
つもりのようです。あなたにはこのままではこの企画がどのようにトラブ
ルに見舞われるか予想がつきます。
そこであなたは言うのです。
「事をそのまま進めたら、○○という状態になるでしょう。それは××と
いう事態をも引き起こし、△△という悲しい結末を迎えるでしょう」
周囲はギョッとします。高らかに笑ったのは「×問題改善できない問題
改善型」の彼です。どうやら、あなたの予測は皆には同意できないようで
す。
かくして企画は実施に移されました。起こりうる問題対策を何ひとつ
講じることなく……。あなたにはこれは最悪の結果を招くだろうと思えて
なりませんでした。
果たして、結果は散々なものでした。しかも、あなたが述べたとおりの
状態になり、さらには××という事態も重なって、△△という悲しい失敗
と、あいなったのでした。
周りの人間はあなたの言ったとおりになったので、びっくりします。
しかし、「×問題改善できない問題改善型」の人々は次の企画立案時にも
あなたの予測的意見を無視しました。結果はやはりあなたの予測した通りに
運んで、惨憺たるものでした。
周囲の間ではあなたがまるで予言者であるかのように見えてきます。
まさにあなたは百発百中の予言者です。
しかし、あなたは歯がゆいでしょうね。もう少し上手くやれば、これほど
苦労する事態に成らずに済んでいるのに……と。
このようにシステム全体を見ようとする「システム思考」によれば、破滅
の予言をするのは簡単です。できれば破滅の予言なんかじゃなくて、企画が
成就する明るい未来を予言できるのが一番ですけどね。そのためには周囲を
も「目標達成型システム思考」に変えていくしかないという事です。
長い道のりですが、それが一番の近道であると断言してもかまいません。
まずは自分が変わること。そして周囲を変えること。
あなたの予言が周囲を変えていける日が来ることを願ってやみません。
ということで、今回はここまでです。次号にまたお会いしましょう。
★破滅の予言から成就の予言へ。そのための資質を磨く方法を「目標達成型
システム思考」へ至る道をコンパクトにまとめたノウハウ本「最強組織へ
の企画法」はこちら。
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……2003/03/25 No.79 週2回発行
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■最強組織を作り上げていく企画法に入る前に
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
これまでしつこいくらいに「目標達成型システム思考」の必要性と、
この思考法にいたるための条件・自己啓発方法などについて述べてきま
した。
前号まで連載していた問題予測を立てた上での計画方法も、今や一般
常識と言う人もいるくらいのものであるのに、実際には実践している人は
なかなか見受けられない状況です。
これらは全て根底の考え方が高度経済成長期という前時代から、なかなか
切り替わっていないからと言わざるを得ません。考え方を変えるのは生き方
を変えることでもありますから、なかなか上手くいかないのも仕方ないこと
なのかも知れませんね。
でも、そんなことも言っていられない。
やるかやらないか、変わるか諦めるか。どちらを選ぶかは人の自由ですが、
できるならば後悔することのないように人生を選んでいきたいですね。
時代は経験や古い概念(常識)が通用しなくなっています。人情ややる気
で仕事が貰えていた時代から、クールで冷徹、かつ説明をしっかり求められ
た上で仕事の評価が出るような時代になっています。
今までの人生を捨てて新しく生まれ変わるくらいの一大転機、それが
「目標達成型システム思考」へのパラダイムシフトと言えるでしょう。
さあ、読者の皆様、本誌も79号です。これまでの79回で皆様のパラダイム
も「目標達成型システム思考」にシフトされたでしょうか?
いよいよ次号より実際の企画方法について実践的な内容に入りますが、
しかし、ここで皆様に申し上げたいのです。ここから先は「目標達成型
システム思考」へのパラダイムシフトを果たしていただいた上で、読み進め
ていただきたい。
古い概念や、目先の問題に負われて戦略を見失う状況から脱皮し、必要な
ことのために必要なだけのものを犠牲にできる。その上で、目標を達成する。
この「肉を切らせて骨を断つ」精神こそが「目標達成型システム思考」の
神髄でもあります。
どうぞ、このメルマガの読者の方々には、肉を切られるはめになっても
最後の勝利を掴んでいただきたいと思います。
ということで、今回はここまでです。次号にまたお会いしましょう。
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■最強組織を作り上げていく企画法
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皆様、お元気ですか? 漆崎です。
はや10ヶ月、80号という長きに渡っておつきあいいただきましたが、
少し前に予告しましたように、本誌は100号くらいで終了したいと考えて
います。
なんだか、ナンバー数があがっていくのは、嬉しくも寂しいですね。
さて、本誌で伝える5つのパラダイムを覚えていらっしゃいますか?
┌
│1.システム思考
│2.目標達成型思考
│3.目標ツリー型企画法
│4.企画構造化
│5.問題予測型計画法
└
このうち、1と2の「目標達成型システム思考」は全体のベースとなる
もので、本誌はしつこくシツコクしつこくシツコクその重要性を繰り返して
きました。これまでの79号で、実のそのほとんどがこの部分に費やされて
きました。
そして、5の問題予測型計画法も終わりましたね。
今回より、3の「目標ツリー型企画法」と「企画構造化」という実践的
手法の部分に入っていきます。
(自分で言うのも何ですが、なかなか充実したメルマガですね)
この「目標ツリー型企画法」も「企画構造化」も「システム思考」が
かなりの重要な部分を占めます。「システム思考」の詳細はバックナンバー
を参考にしていただくとして、この「システム思考」による企画の考え方を
常に念頭において読み進めてください。
■目標=企画の集合体(企画は目標の1パーツ)
◇─―────────────────────────………‥‥‥◇
ずばり「システム思考」による企画の概念とは以下の図で表すことが
できます。
┌ ◆【 システム思考の企画概念 】───────────┐
│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │
│ ┌───┐ │
│ │目 的│ │
│ └───┘ │
│ ↑ │
│ ┌──────────┼──────────┐ │
│┌───┐ ┌───┐ ┌───┐│
││企 画│←(影響)→│企 画│←(影響)→│企 画││
│└───┘ └───┘ └───┘│
│ ↑ ↑ ↑ │
│ ├── ←───→ ──┼── ←───→ ──┤ │
│┌───┐ ┌───┐ ┌───┐│
││企 画│←(影響)→│企 画│←(影響)→│企 画││
│└───┘ └───┘ └───┘│
│ ↑ ↑ ↑ │
│ └──────────┼──────────┘ │
│ ┌─────┐ │
│ │スタート点│ │
│ └─────┘ │
└───────────────────――──────┘
1.目的ができる。
2.企画をいくつか考え、それらを計画のなかに効果的な形で配置して
いく。
3.企画はそれぞれが影響しあうようにリンクした形で提供していく。
4.企画のひとつが失敗しても、他の企画がそれを補って計画が進む。
5.目的が達せられる。成功した企画が多いほど成果は良好となる。
つまり、企画の集団を相互に連係プレーさせながら、進めていくことで、
お互いの弱点や足りない所を補いあい、目的を達成する。
この場合「システム思考」は優れた戦略思考と言い表すことも出来ます。
最近は「戦略よりも戦術」を求める経営者が増えているという指摘も
ありますので、次号は「戦術よりも戦略だ」という私の意見を聞いて
頂いて、その後、「ツリー型企画法」について進めていきます。
ということで、今回はここまでです。次号にまたお会いしましょう。
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