■あらすじか、本物か。
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皆様、お元気ですか。最強組織への企画法をお届けします。
さて、今回のタイトルですが、中には「おや?」と思われた読者もいる
かもしれません。私が出しているもうひとつのメールマガジン「他人に
自慢できるブックマーク< http://1bestcom.com/mail_mg/ >」の1月20日号
においても同じタイトル「あらすじか、本物か」というものだったからです。
「他人に自慢できるブックマーク」でも書きましたが、最近あらすじ本と
いうのがベストセラーになっております。有名文学作品等のあらすじだけ
を収録した本であり、中高年層に売れているそうです。
若き頃に読んだ文学に対するノスタルジーに浸るためという声も聞かれ
ますが、そんな人はごく少数で実際は、「読むのは面倒でも、知識だけは
入れときたい」という理由が圧倒的なのは、誰もが理解しているところで
しょう。
日本では「ものを知らない」ということは、それだけで敗北者のように
扱われかねない世界です。「訊かぬは一生の恥」ではなく、「知らない
ことを他人知られるのが一生の恥」というわけです。
まるで「トリビアの泉」が面白いのと同じで、人の持つ雑学を求めて
しまう性癖もあいまって、このあらすじ本という簡単に知識を得られる
ものに飛びついてしまうわけですね。
「他人に自慢できるブックマーク」ではネット上には無料で文学作品を
読めるサイトがありますよ、と紹介しましたが、本誌ではあらすじ本の
善し悪しについてもう少し突っ込んでみようとおもいます。
■あらすじ本の功罪を問う前に
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「あらすじだけ読んで作品の全てを理解することはできない。ゆえに、
このあらすじ本は文学の感動を伝えるものではなく、雑学を増やす手段に
過ぎない」
文学作品を実際に読んできた人から、このような批判をよく聞きます。
しかし、感動とは主観の部分なので人によっては名作が退屈な作品としか
思えないと言う場合もあります。
文学は感動のみならず、深い哲学がそこにあるのだという反論もあります
が、深い哲学は現代文学作品やそれこそ娯楽作品にすら存在するわけで、
何も古い小説に求める必要があるのでしょうか?
ではなぜ「文学作品を読んだ実績」が現代人に必要なのか。これが前述
した「知らないことを他人に知られるのが一生の恥」というものによるの
は明らかですね。
もはや文学を読みたいというより、雑学を得たいというレベルですから、
本編を読めという声は届きません。
こういう事態を変えるためには、まず文学が高尚なものであるという
観念を捨てる教育をする必要があります。本を読むことの面白さは文学も
ミステリーもファンタジーも恋愛小説も変わらない。
文学作品が「面白い小説」であることを学校教育なり公の場で伝えて
いかなければ、今後も文学の不人気は続くでしょう。
創造(想像)力を奪われ「受験教育」の中で偏差値に追われる中で
教科書に紹介される文学作品。まるで文学作家の言うことが全て正しい
かのように考えないといけない教育で、どうやって作品の面白さを理解
できるでしょうか。
この「×問題改善できない問題改善型思考(バックナンバー2002/07/18
No.4 参照)」教育の中に組み込まれた文学作品は、かえってその魅力を
おとしめられているわけで、あらすじ本にとびつく人を大量生産して
しまった原因もここにあると言えるでしょう。
文学作品を読む時も「疑う」ことを忘れてはいけない。本の面白さを
吟味するのは常に読者の側であって、作家の側ではないのですから。
ということで今回はあらすじ本の功罪を問う前に、あらすじ本が売れる
因果について述べました。
ではまた次回にお会いしましょう。
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■「最強組織への企画法 Ver2」完成のお知らせ
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皆様、お元気ですか。最強組織への企画法をお届けします。
本誌も基本となる「目標達成型システム思考」とその「ツール」について
は、あらかたお伝えしまして、ここ数ヶ月はエッセイ中心になっています。
そのまま本誌を終了しても良かったのですが、実は「最強組織への企画法」
の第二弾を作成しておりました。
メールマガジンの全内容をまとめ直し、大幅に加筆修正して一冊の本に
まとめあげています。第二弾というよりは、バージョン2といった感じに
なりましたので、そのまま「最強組織への企画法 Ver2」として完成です。
前作(バージョン1と言っても良いですが)は手製本でしたが、今回は
多くの要望にあった PDFファイル形式でお渡しすることになりました。
お値段も大幅に下がりましたので、お求めやすくなったことと思います。
内容紹介の代わりとして目次を紹介します。
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【 目次紹介 】〔 A4版・116頁・900円(税込み価格945円)〕
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・第一章 2タイプ(+1タイプ)に別れた日本人
T やり方が問題ではない。考え方を変えることが大切。
U 時代に灯りを照らす新パラダイム
V 明暗くっきり別れる日本人の3タイプ
・第二章 目標達成の日本史と問題改善の近代史
T 「目標達成型思考」と「問題改善型思考」
U 超乱暴・有名歴史人物列伝
V 問題改善の日本近代史
・第三章 目標達成型思考とシステム思考
T まず目標のために問題を踏み倒せ
U 自分というパーツがどこに位置しているかを見極める
・第四章 「考えないスパイラル」から「考えるスパイラル」へ
T 「考えないスパイラル」から「考えるスパイラル」への必要条件
U 読解力を身につける訓練方法
V 文章力を身につける訓練方法
W 説得力を身につける訓練方法
X 自己啓発のまとめ
・第五章 正しい計画の立て方
T ギャンブルのような計画から抜け出そう
U 正しい計画の立て方
V 正しい計画の応用
・第六章 目標ツリー型企画法とレベルアップ式企画運営
T 「目標ツリー型企画法」への前提
U 「目標ツリー型企画法」本編
V 「疑問だらけからの文章術」と「目標ツリー型企画法」の関係
W レベルアップ式企画運営
・第七章 まとめ
T 「問題改善型思考」から「目標達成型システム思考」への流れ
U 提言集
・他・付録(企画構造化図表・企画優先順位決定表...etc)を収録
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┌
│・もう一度改めて「目標達成型システム思考」を学びたいという方
│・前作よりも深く「目標達成型システム思考」を理解したい方
│・本誌のバックナンバー全てに目を通す手間を省きたいという方
│・「目標達成型システム思考」の教科書として利用したい方
└
上記のような読者の方におすすめの内容となっています。
詳しくはこちらをご覧ください↓
「苦しい時に逆転を生み出す 最強・究極の企画法」
→ http://1bestcom.com/saikyo/
ということで、今後も「最強組織への企画法」をフォローする方向も含めて、
本誌を進めてまいりたいと思います。
ということで、今後もよろしくおつきあいください。
ではまた次回にお会いしましょう。
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■疑う技術も一般に浸透するか?
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皆様、お元気ですか。最強組織への企画法をお届けします。
前回お知らせした改訂版の「最強組織への企画法」には多くの反響と
注文をいただいています。PDFファイルにして扱いが簡単になったという
のも好評のようです。
さて、本誌では「疑う技術」についてたびたび言及しています。
「×問題改善できない問題改善型」の思考に陥っている人が、「目標達成
型システム思考」にパラダイムシフトするためには、自分が「×問題改善
できない問題改善型」であることを知らなければいけない。
つまり、まず「自分を疑う」ことが始まりであり、そんな自分を作った
「環境を疑う」ことをせずして、苦境を脱することはできないと述べている
わけです(詳細はバックナンバー2002/10/21 No.36を参照ください)。
昨年末、ある本が発売されました。
「知力=疑う技術 ―「情報を疑う姿勢」があなたを磨く!(辰巳渚著)」
辰巳渚氏と言えば「捨てる技術」というベストセラーもありますし、
ご存じの方も多いことでしょう。
別に辰巳氏と知り合いというわけでもなく、この本の宣伝が目的でも
何でもありませんので詳細は割愛しますが、ここで思うことは「素直に
従う」事が美徳だった時代から、「疑って真実をつかみ取る力」を求める
時代に変化する兆候が見えてきているなということです。
これまで企業や学校において疑いを持つ社員とは、「組織への疑いを
持つ」不満分子という扱いでしたが、今は独創性や現状打破の力が求めら
れています。
この独創性・現状打破とは、組織そのものを含める今の状況全てを素直に
受け入れている人間からは生まれないものです。不満のひとつも言えない
人間に独創性など生まれない。
「不満分子」の一言で不満を押さえつけると、独創性も抑えることになり
ます。
この時代の流れとでもいうものを掴むことができるか否かが、今後の
企業の発展と衰退に大きく作用していくことでしょうね。
時代の流れをとらえている者ととらえられない者がいるように、くだんの
本の評価も分かれていますね。
特に多いのが、
「疑って答えを出していくという著者の考え方には賛同するが、本の中で
著者が示している事例とその答えには違和感がある。著者の出す正解と読者
の出す正解は、違っていてあたりまえ」
という考え方です。
しかし、そもそもそこで言われている正解というものが不完全だから、
そのような感想になるのだということは、本誌を読まれてきた読者には
ご理解いただけるでしょう。
正解が人によって分かれることの不完全性については次回に続きたいと
思います。
それではまた次回にお会いしましょう。
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■疑う技術も一般に浸透するか? 後編
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皆様、お元気ですか。最強組織への企画法をお届けします。
疑う“技術”について、前回の続きです。
独創的な思考力が求められる現代社会ですが、そのためには疑うことを
知らない生粋のイエスマン(ごますりのイエスマンとはこの場合別)で
いてはいけないという、考え方を述べた本がちらほらと見られるように
なりました。
そして、その疑う技術について多く聞かれる感想が、「疑うのは良いが、
疑って出てくる答えは人によって千差万別になるのは当然である」という
ものです。
しかし、これは決して「目標達成型システム思考」の者が出す感想では
ないと前回書きました。
理由は、本誌を通じて読んでいらっしゃる方には明快ですね。
「疑う」という作業は、「それは真実ではない」と考えることです。そして、
前回紹介した本などで語られている疑う技術とは「疑って真実を探り出そう」
と主張しています。
当然と言えば当然ですね。疑っているだけでは疑心暗鬼にかられている
だけのことで、何も良いことはありませんが、疑って真実を探そうという
姿勢は、逆に疑わない人と比べてはるかに有意義です。
ところがその疑ってはじき出す真実・答えは人によって違うもの。そう
考えると、視野は狭いことを露呈しているようなものです。
本誌では「目標ツリー型企画法」の説明のなかで、
「誰が『目標ツリー型企画法』をやっても、神の視点によって同じ答えを
出してくる」「個性とか好き嫌いといった主観的なものに左右されること
なく、『誰がやっても同じ企画がでてくる』客観的なものになる」ものだと
解説しました(バックナンバー 2003/05/09 No.91参照)。
疑うことと「目標ツリー型企画法」に何の繋がりが? と思う人もいる
でしょうが、そもそも「目標ツリー型企画法」の前提となる「目標達成型
システム思考」は、疑う技術を推奨しているものです。
つまり、疑う技術を持たない者には「目標達成型システム思考」を使い
こなすことはできないと何度も解説しましたね。
「目標達成型システム思考」にとって、真実は常にひとつ。ただし、その
真実にどこまでたどり着けるかは人それぞれのレベルに相応だと言うこと
です。
まず自分の「疑う技術」「思考技術」のレベルがどの位置にあるかを
“疑わう”こと。
これをせずして「真実は人それぞれにあり」と言うのは、正しい考え方
とは言えません(「主観は人それぞれにあり」というなら正しいのですが)。
まあ、考え出すときりがない。でも、思考を回転させるのは面白いですね。
よく「難しく考えずに動き出せ」というセリフも聞かれますが、考えると
いう作業に難しいことなど、何もありません。せっかく考える力があるの
だから、精一杯思考をひねくり回して、楽しく思索していきたいものです。
それではまた次回にお会いしましょう。
◆本誌バックナンバーを全てまとめあげ、さらに大幅な加筆修正によって
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■考えるべきは、その批判の“根拠”が理にかなうものか?
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皆様、ごぶさたしております。
最強組織への企画法をお届けします。
前回本誌を発行してからも、実にさまざまな事件がマスコミを騒がせま
した。混沌とした情勢のなかで、不穏な騒ぎもあとを絶ちません。
特に国際問題に関連するもので日本国民が総じてナーバスになるような
大きな問題が起きましたね。
例えば、イラクでの人質事件。このとき、「自己責任」という言葉が
日本国中で聞かれました。さも、良識であるかのように、人質になった
ことが悪いという論が「自己責任」という言葉を追い風にして巻き起こっ
たのは一種異様でもありました。
なんと言っても国が「自己責任」という言葉を口にしたのは驚きです。
もはや世界に対する日本の顔になりつつある緒方貞子氏も「どんな状況
でも国には救出義務があるのだから、人質になった人を村八分のように
扱ったり非難した日本人の反応は、国際社会の評価を落とした」と苦言を
述べています。
確かな計測をしたわけではありませんが、ネット上を見ると、実名で
意見を出されている方には「自己責任論反対」の論調が目立ち、匿名や
ハンドルネームの人が集う掲示板などでは「自己責任論肯定」の人が
多かったように見られます。
その後、諸外国のマスコミから「不思議の国・ニッポン」を笑いものに
するような論調が目立つようになってくると、日本のマスコミも「自己
責任論」を下火にさせていったのですから、右に左に簡単に振れる国だな
と悲しいものもあります。
ここで日本が世界から奇異の目で見られた理由とは何だったのでしょう
か? それは先ほどの緒方氏の言にもあるように、民主国家では、個人が
集まって国家ができあがっているとするものであり、国民の生命を国家が
守るのは当然のことで、「どんな状況」でも国家がそこに「愚痴や不平」
を述べることは許されないわけです。
ところが日本では個人の先走った行動ばかりが非難され、民主国家の
義務に疑問を投げかけるような政府の言葉には非難が集まらなかった。
これは民主主義国家の根底を揺るがす意味を持ち、他の民主主義国家が
いずれも仰天したのは当然のことだったと言えるでしょう。
人質事件の被害者達に「赤」い血が流れているという報道によってバッ
シングはさらにエスカレートしていったわけですが、外国から見ると、
国益のために個人の「赤」い血をバッシングする日本人そのものが「赤」い
血の固まりと何が違うのか理解に苦しんだことでしょう。
以上のようなニッポン人の特性は先日の北朝鮮拉致被害者家族へのバッ
シングでも見られたことですね。「首相の訪朝へのねぎらいもなしに文句
ばかり言っている被害者家族」というレッテルの元に匿名のバッシングが
巻き起こりました。
その後、マスコミ各社も被害者家族が訪朝への礼を述べたのちに苦言を
呈していた事実(つまり、マスコミ的におもしろみがないため、最初の
報道ではあっさりと流されてしまっていた点)を報道するようになりました。
「目標達成型システム思考」では他者を批判するならば、その批判理由を
しっかりと説明できるようにするのだと、本誌でも過去何度も述べました。
そして、その自分が出した批判理由にも疑問をもって対しないと、「根拠
のないものをあたかも真理であるかのように批判理由としてしまう」危険が
多々あります。こうなってはただの思いこみであり、システム的な思考とは
全く無縁の非論理的思考になってしまいます。
今回の一連の問題については、まさにその批判の根拠となる部分が希薄で
確かな情報集めをしないままに語られることが多く見られました。
やはり「彼を知り己を知れば百戦危うからず」を念頭において進めたい
ものです。
今、自分が下した判断・評価が本当に確かな根拠・道理に根付いたもの
であるのか否かを理解するためには、確かなリサーチが得られるまで判断
しないというどっしりと構えた姿勢と、自分の思考を常に自己批判し、
高めていける人のみに、できるのものなのだとも言えるでしょう。
今回は日本国民がナーバスになりがちな事件を扱いましたが、ここで
述べたかったのは、国益のためにどう動くべきかといった戦略論ではなく
(もちろん、これも重要なことですが)、他人を批判するような問題で
その根拠が確かなものであるのかどうかをしっかりと見極めてから判断
するようにしましょうと言いたかったのです。
誤解されることのないよう、申し添えておきます。
ではまた次回にお会いしましょう。
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■「考える力」の鍛錬は大事 → でも正しい目標を持つ事はもっと大事
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皆様、大変ごぶさたしております、漆崎です。
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さて、最近、大前研一氏が出された新刊が売れているようですね。
アマゾンの売り上げランキングでも一桁台に入っているようです。
「考える技術」というタイトルの本ですが、内容は……本誌読者で
あればなじみのあるものばかりでわかりやすいと思いますし、参考に
一読されてみるのもよろしいかと思います。
大前氏の本にもあるとおり、考える力というのは、立てた「仮説」に
対してどのように対応するかで決まると言って良いものです。
考える力の弱い人は「仮説」と「真理」の違いが理解できない。
どんなに根拠の薄いものでも、躊躇なく受け入れてしまったり、
一切かえりみることなく最後まで押し通してしまいがちです。
考える力の強い人は「真理」を目の前にして、
「いや、ちょっと待て! それは本当のことなのか?」
と一歩引いた目で見ることができる。
そして、実はそれが「真理」と言うには根拠がない、ただの「仮説」
でしかないという事実を見抜くこともあるでしょう。
つまり、何事も論理的に考えるわけです(自分の存在そのものも
客観的にクールに見ているから、こういう人は“強い”!)。
しかし、本誌で何度も言っているように「目標達成思考」あっての
「システム(論理)思考」です。
考える力はあくまで手段であって目標ではないので、まずはしっかりと
目標を定める。
そして、その目標にそって、「先に考えておくべきこと」と「考える
のを後回しにできること」を分けて“考えて”いく。
他の動物と比べて人間の最大の武器と呼べるのが「考える力」ですので
考える事は人として、とても大事なことですが、「何でもかんでも
考えよう」としていたら、いくら時間があっても足りません。
最後には疲れ切って考えることをやめてしまい「考えないスパイラル」
に陥ってしまうでしょう。
まず目標――そして、その目標のために考える。
考えることに疲れてきたなと思った時は、「今、自分はしっかりとした
目標を定めているのだろうか」と、自分の立ち位置を見直すようにして
いけば、きっといつまでも油が切れることなくアグレッシブに思考の
エンジンを回転させていけることでしょう。
目標がぼんやりとしたものだったり、ただのノルマでしかなかったり
したら(ノルマは自分で立てた目標ではない場合がほとんどです)、
ふと立ち止まってもう一度、「目標達成型思考」による目標設定を
おこなってから、再び考えだすと良いでしょう。
ということで、今回はここまで。
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